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2018.10.10

新刊『保持林業----木を伐りながら生き物を守る』

Retentionforestry_tsukiji柿澤宏昭・山浦悠一・栗山浩一編(2018)『保持林業----木を伐りながら生き物を守る』築地書館が11月に刊行されます。(amazon
戦後造林された人工林を生産林としてどのように管理していくべきでしょうか。環境に配慮した伐採をどう進めるかがクローズアップされています。本書は、生物多様性の維持に配慮し、かつ林業が経済的に成り立つ「保持林業」を紹介します。保持林業では、伐採跡地の生物多様性の回復のために、何を伐採するかではなく、何を残すかに注目します。

目次
はじめに
第1章 保持林業と日本の森林・林業………………山浦悠一・岡 裕泰
コラム1 ニホンジカが多い時代の林業とは……………長池卓男
コラム2 針葉樹人工林の海に浮かぶ広葉樹……………大澤正嗣
コラム3 広葉樹が混交した針葉樹人工林の社会的価値……………山浦悠一
コラム4 草原性チョウ類の保全場所としての幼齢林……………井上大成
コラム5 イヌワシと林業との共存……………由井正敏
第2章 アメリカ合衆国における保持林業の勃興……………中村太士
コラム6 順応的管理……………中村太士
第3章 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州の事例
── 保持林業が渓流生態系に及ぼす影響……………五味高志
第4章 保持林業の世界的な普及とその効果
── 既往研究の統合から見えてきたもの……………森  章
第5章 北海道の人工林での保持林業の実証実験……………尾崎研一・山浦悠一・明石信廣
第6章 保残木が植栽木・更新へ与える影響……………吉田俊也
第7章 保持林業と複層林施業……………伊藤 哲
第8章 諸外国の生物多様性を保全するための制度・政策……………柿澤宏昭
第9章 日本における生物多様性配慮型森林施業導入の課題と可能性……………柿澤宏昭
第10章 生物多様性の保全を進める新たな手法……………栗山浩一・庄子 康
おわりに

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